ゲームプログラマーに関心を寄せる人が増えている。子どもが将来に就きたい職業の上位にランクインするなど注目度もアップしてきた。
ゲームプログラマーの仕事は決められた仕様書や規格通りのゲームを生み出すことだ。しかしそれだけがゲームプログラマーの仕事というわけではない。企画立案から開発までの全工程に関わることになるのが一般的だ。
プレイヤーに楽しんでもらえるかはゲームのストーリーやキャラクターが鍵を握っている。プレイヤーの興味を掻き立てる効果音やBGMの選択も重要だ。また、ゲーム内容が公序良俗に反していないかや過激過ぎる描写はないかなどもチェックも必要になる。そのためみんなで意見を出し合いゲームをつくっていく。そのみんなにはゲームプログラマーも含まれるのだ。
ゲームプログラマーにとっても必要不可欠なのが、プログラミング言語の習得である。多様性を増しているゲーム開発であるが、傾向としてはソーシャルゲームの開発はC#が中心であるのに対して、コンシューマーゲームの開発はC++となっている。もちろんこの2つだけでなく他にもおすすめの言語はある。詳しくは<ゲーム開発がしたいプログラマーへ>を見てほしい。
ソーシャルゲームとコンシューマーゲームのいずれにもヒットする可能性やチャンスはあるが、ソーシャルゲームの方がより大きなヒットが見込めると言えるかもしれない。なぜなら、ソーシャルゲームでは定期的なアップデートやバージョンアップの機会があるからだ。年収ベースで見てもソーシャルゲームの開発担当の方が高い傾向にあるので、コンシューマーゲーム開発担当者が好条件を求めて転職や転籍をすることも少なくない。